Sing!

あなたの瞳の美しさ世界中に見せてあげたい

ファウスト・出発を見た

どちらもまとめて関西で見れるなんてお得!と思って行ってきました。出発、ファウスト。先に見たのは出発。道に迷ってなかなか南座に着かなかったので疲労困憊の中見てきました。 

 

出発はまだ呑み込めていない、やはりもう一度見ておきたかった。私はどうにもこうにも、にしきおりさんが合わないのか、つか作品が合わないのか、あんまりがつんとハマらないんです。そもそもがジャニ舞台しか見ない人なので。

でも熱海の時よりはすっと見られました。熱海は台詞が聞き取れなくてそれが苦痛だったので。出発は一郎ちゃんが不器用で愛しくて可愛くて。そもそもの原作が分からないんだけど、今回のものはやっぱり東北・地震が影響してるんでしょうか。東京公演が始まったらもう少し皆さんの解釈が見られるのかなと思って、しばらくは自分の頭の中で考えておきます。

一郎ちゃんのスーパーマンのシーンはちょうど上手側だったので、目の前で見れてなんかあのシーンだけで8000円払えると思ったくらいぐっと来た。一郎ちゃんみたいなウザさのある男の人素敵だな、と思っていたら2幕はあっという間に終わっていました。戸塚さんの普段とは違う表情が見られたのはとてもよかった。この人にはもっともっと演技のお仕事をしてほしいなと思いました。熱海や今回はとても突き抜けた役だけど、そうじゃなくて、突き抜けてない役もいいんじゃないかな。戸塚さん自身が突き抜けてるので、ぜひそうじゃない姿を見たい。

 

ファウストは終わってすぐの自分のツイより

大阪めっちゃよくなったって見たけど、東京どんなレベルだったの?って感じ…

しかしオフィスト様は…ひれ伏したい……

千秋楽終わった後の自分のツイより

私ごせきさん好きだなあと思った。佇まいが美しいし声も素敵だし、でも必死感が無くて自然に全てをこなしてる感じ、綺麗だなあ。と思ったらとーっても可愛い一面出してくるし、なのに腕とか手とか喉とか超男性だし…

 俺はこんな美男子じゃない!のとこの笑いは、ふみとくんの顔が笑ってるように見えるのがアレなのかなあ。ホントに美しい顔してるのに、あの台詞のときのふみとくんはひょうきんに見える

そんな感じで、舞台として、作品としてはやはり納得できるものではなかった。ジャニ舞台しか見てないとはいえ、年に数本は舞台を見ている訳ですが、台詞を忘れる役者さんっていうのはちょっと信じられなくて、舐められてるのかなと思いました。ストーリーもこれまで見たジャニ舞台のトンチキさを超えるもので…まあ2人がどんなに頑張っていようが、舞台の評価はすべて演者、主演が背負ってしかるべきだと思うので、仕方ないと思います。

「俺はこんな美男子じゃない」で笑いが起きないか心配していたみたいな話を聞いていて、どうなのかなーと思ってみてきたけど、私はちょっと笑っちゃうなあと思った。もう少し真顔だったら違ったけど、その顔は私には面白く見えてしまった。ふみとくんはもっともっと美男子の顔が出来るって分かってるからこそ、面白く見えてしまったけど、たぶんここは笑うところじゃないんだろうと思ったから静かに見ていました。笑うべきじゃないのはなんとなく雰囲気で分かったけど、大阪のお客さんは結構笑っていたので、ふみとくんの顔面ではなく演技の問題かなあ。

どんどん自信をつけていくファウストの姿は本当に勇ましくて美男子で、素敵でした。オフィストとの殺陣のシーンや、それ以降の殺陣は本当に美しくて、あの長い睫が伏せられて影ができているところなんてゾクゾクした。以前より格段にシャープになった頬や顎を伝う汗もとてもセクシーでした。

 

 五関さんは上記のとおり、佇まいがもうそれはそれは素敵でした。殺陣もダンスも誰よりも軽やかで高貴でオフィスト様…千秋楽のカーテンコールの五関さんはとてもキュートでしたが、オフィスト様はその冷たさやぬくもりがすべて五関さんの中で出来上がってて素敵でした。

 

あの会場で千秋楽を迎えて、その中心にいる2人をみて、もうすぐ塚田くんもここに、と思い胸が苦しくなりました。主演ではないけど…。

自担でない2人を見ていてもぐっときたんだから、きっと塚田くんの時はあの場で屍になるでしょう。パルコ劇場も大阪もしっかりチケット取れてます、不安になるくらい。ツアーもたくさん行きたいので、9月10月は大変なことになりそう。